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当サイト管理人は働く女性の転職コンサルタントをしています。特に医療系で働く女性の多くは出産や育児を機に仕事を諦めてしまいがちです。しかし、職場によっては育児をフォローしてくれたり、無理のない働き方をさせてくれるのです。やりがいのある医療系の仕事を諦めないで続けて行く方法をお伝えしたいと思います。当サイトのお問い合わせはこちら主婦には難しい?と思われる臨床開発モニター(CRA)の仕事は、家庭を持つ女性にはなかなかできない仕事と言われます。その理由は出張の多さにあります。独身ならまだしも、結婚して子供がいる女性はそうそう家を空ける訳にはいきません。
臨床開発モニターは1年中決まった場所で仕事をする訳ではありません。治験施設での臨床試験を監視する事も業務内容となります。その為、1人で複数の施設を担当する事が多く、その施設が遠方になる事も珍しくありませんので出張がどうしても多くなります。中には1ヶ月の半分は出張になる人もいるのです。その反面、知らない土地へ出向いての仕事を楽しむ人もいます。ただ、いずれにせよ出張が伴う仕事だと言う事を理解していなければいけません。
また、1つの新薬が誕生するまで多くの時間と費用、労力がかかります。この労力の部分には多くの書類作成が役割としてあります。医師選定後の契約書の作成や、臨床に必要な多くの書類を臨床開発モニターが作成しなくてはいけません。形式は統一とはなりますが、中には医療機関独自の形式を使用する場合もありますので、その際は書き直す事になります。他にはスケジュール管理もしなくてはいけません。新薬開発を手早く進める為には、治験の手順やスタッフスケジュールの確認は欠かせません。各スタッフとのコミュニケーションが不足してしまうと遅延が発生してしまいますので、事前の確認が大切です。特に医師は多忙だったり、出張が多かったりしますのでスケジュールを詰めても予定通り進む保証はなく、常にスケジュールの把握をしていく必要があります。
臨床開発モニターは激務をこなす事が求められます。実務前に厳しい研修があり、社内で実施される認定試験に合格しなければ現場には出られません。下積みのような期間があり、苦労する事をデメリットと受け取る人もいるようです。上記でも説明した通り、出張の多い仕事ですので家を空けられない人にとってはそこもデメリットになってしまいます。また、残業が多くなるのも特徴としてあります。治験業務が長くなったり、書類作成、整理に時間がかかってしまったりと勤務時間内で仕事を終わらす事が難しくなる場合も多いのです。ですが、書類作成は努力と工夫次第で早く書き終える事ができるようになります。残業を極力しないように取り組む職場も多くなりましたので、仕事を効率良く終わらせる力が求められます。
その他、実験の成功率を高める為には被験者探しも重要です。医療機関から基準を満たしてる患者のデータがあったとしても、その患者から了承を得るのは大変です。治験コーディネーターと連携してパンフレット作成をしたり、数名の被験者確保を行いますが、薬剤の投与が行われる時の薬の間違いや併用できない薬の使用等を監視し続けなければいけません。こういった作業は精神的に負担になり、ストレスになってしまう面もデメリットと言えるでしょう。何かと責任が重くハードになりがちな仕事ですが、看護師として現場に関わってきた知識や経験は役に立ちます。